秋のアレルギー!花粉に注意!花粉症にいい食べ物・悪い食べ物をご紹介

日常のこと
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秋に喉がイガイガ感じることはありませんか?

最近、そんな違和感を感じることがありました。最初はさほど気にしていなかったのですが、次第に喉のイガイガ感が強まり、咳も少し出始めました。「風邪でもなさそうだし、なんでだろう?」と原因を調べてみたところ、それが秋の花粉症によるものだということがわかりました。

これまで鼻水や目のかゆみといった春の花粉症の症状は知っていましたが、秋の花粉症は喉に症状が出ることを知り、秋の花粉症も見過ごしてはいけないと初めて気づきました。

そんな秋の花粉症の症状を緩和するには、食べ物を工夫することも効果的です。

今回は、そんな花粉症の予防・緩和に効果的な食べ物と、悪化させる食べ物についてご紹介します。

春と秋の花粉症の違い

花粉症と聞くと、春のイメージが強いと思います。春はスギやヒノキの花粉が飛散して、多くの人が鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状に悩まされます。

しかし実は、秋にも花粉が飛んでいて注意が必要なのです。

では、春と秋の花粉症はどう違うのでしょうか?

に飛散する花粉の代表格であるスギヒノキなどの樹木の花粉は、比較的大きな粒子であるため、主に鼻の粘膜にとどまります。そのため、鼻水くしゃみ鼻づまりといった症状が出やすくなります。

対して、に飛散するブタクサヨモギなどの草木や雑草の花粉は、粒子が小さく、鼻だけでなく気管支まで入り込んでしまいます。これにより、喉や気管支に症状が現れることが多く、喉のイガイガ感といった症状を引き起こします。

花粉症の予防・緩和に効果的な食べ物

では、花粉症の予防や緩和にはどんな食べ物が効果的なのでしょうか。

発酵食品

ヨーグルト納豆などの発酵食品には、腸内環境を整える働きがあります。

腸内細菌のバランスを保つことで免疫力が向上し、花粉症の予防や症状の軽減に期待できます。

乳酸菌が豊富な発酵食品を毎日の食事に取り入れることで、免疫システムが過剰に反応しないように働きかけることができます。

食物繊維が豊富な食材

キノコ類ゴボウワカメなどの海藻類は、食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果があります。

特にレンコンには、アレルギー反応を抑えるとされるポリフェノールの一種であるタンニンが含まれており、花粉症の症状を和らげることが期待されています。

オリゴ糖が豊富な食材

タマネギバナナハチミツなどに多く含まれるオリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やすためのエサとなり、腸内環境の改善に役立ちます。

オリゴ糖の摂取により腸内のバランスが良くなれば、免疫反応が落ち着き、花粉症の症状を軽減できる可能性があります。

ただし、オリゴ糖の摂りすぎには注意が必要です。過剰摂取すると、水分を吸収しやすいため、下痢を引き起こすことがあります。

青魚

サバイワシサンマなどの青魚には、アレルギーを引き起こすヒスタミンの働きを抑える効果のあるDHAEPAが含まれています。

これらの成分は炎症を抑える作用があり、花粉症の症状を和らげる効果が期待できます。

また、亜麻仁油エゴマ油に含まれるα-リノレン酸も体内でDHAやEPAに変換されるため、同様の効果が得られます。

カカオポリフェノール

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、免疫機能に働きかけ、アレルギー症状を抑える効果が期待されています。

同じくカカオポリフェノールが豊富に含まれているココアも、花粉症の症状を緩和する食品として注目されています。

ただし、砂糖が多く含まれるチョコレート製品は過剰摂取に注意が必要です。

花粉症を悪化させる食べ物

アルコール

アルコールは血管を拡張し、血流を促進するため、鼻づまりや目の充血などの症状を悪化させる可能性があります。

また、アルコールを体内で分解する際に生じるアセトアルデヒドという物質が、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの放出を促進します。

その結果、花粉症の症状がより悪化することがあるため、注意が必要です。

辛いもの

唐辛子スパイス類は、鼻や喉の粘膜を刺激するため、花粉症による鼻水や鼻づまりの症状を悪化させる可能性があります。

刺激の強い食べ物は、アレルギー症状が出やすい時期には控えた方が良いかもしれません。

まとめ

秋は過ごしやすい季節で、行楽シーズンです。

花粉症の人は、秋にも花粉が飛散しているので、外出時にはマスクやうがい、手洗いといった基本的な予防策を行うことが効果的です。

私と同じように花粉症の症状に悩んでいる方がいましたら、ぜひ食生活の改善や生活習慣の見直しを検討してみてくださいね。

~最後までお読みいただき、ありがとうございました~