来年から新NISAが始まりますね!
私はこれまで大半の資産を、定期預金に預けていました。
定期預金はリスクが少なく安全で、元本割れの心配もありませんが、金利は非常に低いのが現状です。1年満期の定期預金でも、良くて0.2%程度。ほとんど利息がつかず、ついても雀の涙です。
これではインフレが進んだときには、お金の実質価値が目減りしてしまいます。
つまり、定期預金が長期的には資産を減らしてしまう可能性があるわけです。
なので、2024年からは新NISAを活用することにしました。使う予定のない余裕資金を効率よく増やすためには、やはりある程度のリスクを取る必要があると感じています。
新NISAを使えば運用益が非課税になるので、長期的な資産形成には大きなメリットになります。
投資の3原則は「長期投資」・「積立投資」・「分散投資」とのこと。
この3原則を軸に、ただいま、資産運用の勉強中です。
とはいえ、全て余剰資金をリスクのある投資に回すのは心配ですよね…
やはり、いざという緊急時に備えて確保しておきたいお金はあまりリスクを取りたくないので、元本割れしない金融商品の中でも他よりも利回りが期待できるものを併用していくことにしました。
そこで目をつけたのが「個人向け国債」です。国債は基本的に国が発行しているため、非常に安全性が高く、リスクを最小限に抑えたい人に向いているのではないかと思います。
特に最近は個人向け国債の金利が上がってきているので、さっそく購入してみました。
今回、私が購入したのは、第162回の個人向け国債「変動10(変動金利型10年満期)」で、初回金利は0.43%(税引前)でした。今月募集の第163回の金利はさらに上がり、0.51%(税引前)となっています。
どちらも、金利は定期預金よりも高いです。
「変動10」はその名の通り、金利が変動するタイプの個人向け国債です。金利は半年ごとに見直されるため、将来的な金利上昇にも対応できます。今後、もし金利がさらに上がれば、受け取れる利子が増えることが期待できるのも魅力です。
一方で、金利が固定されている方が安心できるという人には、「固定5(固定金利型5年満期)」や「固定3(固定金利型3年満期)」といったタイプもあります。こちらは金利が発行時に固定されるので、今後、金利が下がると思っている人や、3年後や5年後に使う予定は決まっている人がリスクを回避するのに向いている商品です。
また個人向け国債は購入から1年が経過すれば、中途換金が可能です。しかし中途換金する場合、直前2回分の利息は受け取れないというペナルティが発生しますので、その点には注意が必要です。
個人向け国債は、定期預金よりもやや高い利回りを期待しつつ、リスクを極力抑えたい人にはいい金融商品なのではと思っています。
全ての資産を元本割れしない金融商品で運用すると、これからの時代はインフレ負けしてしまう可能性が高いので、多少のリスクを取ってリターンを狙う金融商品を組み合わせながら、自分の資産を守りつつ、しっかり増やしていきたいと思っています。
〜最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜